カロチノイドサプリ

カロチノイドとサプリメント

この頃人気の高いサプリメントに、カロチノイドのサプリメントがあります。 βカロチンやリコピンを含む、総合的なサプリメントです。 サプリメントを使う人は増加傾向にあり、販売の種類も伸びています。 その中でも注目されているのがカロチノイドサプリメントです。

 

カボチャやニンジンはβカロチンをたっぷり含む野菜として知られています。 一般的に、色の濃い野菜は体にいいといいます。 βカロチンの色はオレンジであり、人参はこの色を含むために赤い野菜となります。 そして、トマトの赤はリコピンの赤です。

 

βカロチンもリコピンも、どちらもカロチノイドという栄養素です。 カロチノイドとは、数種類の似通った栄養素の呼び名です。 細かく分けると、βカロチンやリコピンなど野菜に多く含まれるカロチン類とルテインなど動物性の食品に多いキサントフィル類に分けられます。 カロチノイドに分類される栄養素は、400種以上にものぼります。

 

カロチノイドのサプリメントといってもどれもこれも同じというわけではなく、カロチン系やルテイン系など、いくつかのバリエーションがあります。 目の健康維持や、日光による肌の作用を緩和する効果があるのが、カロチノイドサプリメントです。

 

腸からの吸収があまり良くなく、食事と合わせてサプリメントの併用が効果的です。 野菜の摂取量が少ないという人や、栄養バランスが偏りがちだという方は、サプリメントでカロチノイドを取り入れてみてください。

カロチノイドの効果とサプリメント

野菜ジュースやサプリメントでよく目にするカロチノイドは、健康維持に重要な役割を果たす栄養素として知られています。 カロチノイドは疲れ目からの回復にいいとされていますし、強い紫外線で肌がダメージを負わないようカバーしてくれる成分でもあります。

 

サプリメントでカロチノイドを取り入れることで、健康維持や日焼け対策を行う人もいるようです。 βカロチンの色はオレンジであり、人参はこの色を含むために赤い野菜となります。 お肌の老化現象をくい止めるためや、動脈硬化から血管を守るためにカロチノイドのサプリメントを使う人もいます。

 

今では中高年を中心に人気のサプリメントの一つとなっています。 カロチノイドの一種であるαカロチンの抗酸化力は、βカロチンの10倍以上ともいわれています。 ガンの進行を緩和する成分としても調べられているといいます。

 

これ以外にも、ガンにいい栄養素だとされているカロチノイドにフコキサンチンという成分があります。 ワカメやヒジキなどに含まれています。 カニや鮭にからもカロチノイドは摂取可能です。 様々なカロチノイドがありますが、緑黄色野菜に特に多いと言われています。

 

油に溶けやすい性質があるので、料理の際には炒めたり、揚げたりするのが一番です。 カロリーが高くなるので体型が気になる人は食事と併用して、サプリメントでカロチノイドを効率的に摂ることもおすすめの方法です。

カロチノイドサプリメントと副作用

サプリメントでカロチノイドを取り入れることで、ガンの予防や活性酸素の減少を目指す方がいます。 本来は色々な食材から摂取できている栄養素なのですが、ダイエットのために食事を減らしていたり、食事バランスが崩れているとその限りではありません。

 

サプリメントを使って、足りない幾つかの栄養素を取り入れている方もいます。 サプリメントでカロチノイドを補充する時、頭に入れておきたい事項がいくつかあります。

 

βカロチンはビタミンAに似た作用があるカロチノイドですが、主として肝臓に送られます。 すでにビタミンAのサプリメントを摂取している場合、βカロチンがそこに含まれていることも多いようです。 結果的にβカロチンの二重摂取になってしまって、摂取量が多すぎるという可能性があります。

 

ただし、もしもβカロチンを多量に摂取しても、手と足が黄色っぽくなる程度で大きな健康被害の心配はないようです。 最悪に場合は肝臓に悪影響を与える可能性もあるので気をつけたいところです。 ビタミンAに似た栄養素としてあげられるカロチノイドに、動物性成分であるレチノールがあります。

 

この成分を多量に摂取すると発疹や吐き気、頭痛などの恐れがあります。 過剰摂取で引き起こされる副作用として認識されています。 指定の分量を、指定された時間毎に摂取している限りでは、カロチノイドのサプリメントによって問題が発生する可能性は低いようです。