薬事法上は食品に分類されているサプリメントですが、これを食事代わりにすることはできるのでしょうか。通販ショップやドラッグストアなどで販売されているサプリメントの数はかなり多くあります。
サプリメントを利用すれば、食事から摂ることのできる栄養素だけでなく、誰でも簡単に食事から摂ることが難しい栄養素も摂取することができるようです。サプリメントを食事代わりにすることは可能であるように、これだけを聞くと思うかもしれません。けれども、栄養補助食品であるサプリメントの摂取は、あくまでも食事では摂りきれない栄養素を補うためにするといえます。
基本的には、栄養素は食事でしっかりと摂ることが重要です。きちんと食事を摂ったその上で、サプリメントで足りない栄養素を補足し、理想に近い栄養バランスを保つために利用するのが本来の使い方だといえます。サプリメントは決して万能薬ではないのです。おすすめなのは、普段の食事では足りない栄養成分を補うことを目的として利用することです。
睡眠や運動が不十分であったり、ストレスをためてしまったりしていては、せっかく摂った栄養素が、サプリメントを食事代わりに摂ったことによって栄養のバランスが取れていたとしても、うまく働いてくれないでしょう。
大切なのは、あくまでも健康的な生活リズムを維持していくことであり、サプリメントを食事代わりにすることは決して良いことではないのです。食事代わりにサプリメントを摂取することはお勧めではありません。